ミャンマーの南端、マレー半島はだいぶ南下しているが、プーケットにクラビ、ハジャイを挟んでマレーシアまでにはまだだいぶ距離のある、「ここ」。
Kampong Ulu。その上にはKampong Tengahもある。
Kampongはマレー語(バハサムラユ)でも頻出オブ頻出単語。Uluは上部、よく川の上流という意味で見かける。Tengahは「真ん中、中央」。
マレーシアにもインドネシアにもまだまだ遠いこの地で見かけるバハサ単語。
これらのカンポンの沖には「Pulo」と名のつく島がいくつか見える。おそらくPulau(島)だろう。すぐそばにはもうタイの島(Ko)があるというのに。
Kampong Tengahのもう少し北には、Pase PanjangとKampong Mah Puteh。
PaseはPasir(海岸)だろうか?Panjangは「長い」。Mahはなんだろう。Putehは「白」。
さらに北上すると、Talok Babai。Teluk(湾)じゃないかと思うがわからない。湾ぽくはないが・・・。
KampongとPuloの合わせ技。
Wikipedia先生を見るとこの辺りは国内外の少数民族が入り混じりだいぶ多民族地域らしい。
参考記事
モン族やモーケン族の他にプラナカンも居り、ビルマ人には「Pashu」と呼ばれていたという記述がとても興味深い。
マレー半島北部のミャンマー部分は「タニンダーリ地方域 Tanintharyi」という。
この Tanintharyiもマレー語のTanah(土地)+Sri(聖なる、尊い)から来ているそうだ。私の勝手な推測ではない。
参考記事
バハサインドネシア版Wilkipediaにもページはあったが、その地名の由来までは触れられていなかったな。
カンボジアへ続く。
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